日本女性の平均的な閉経年齢は、51歳より少し前くらいと、言われてますが最近はこの年齢も高くなりがちです。
この閉経により、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下します。
それを、補うために、脳の下垂体から指令がだされ性腺刺激ホルモンが大量分泌されます。
しかし、下垂体がどんなに指令を出しても卵巣が反応しないために、どんどん分泌され続けます。
このような、バランスが悪くなり身体に影響を及ぼすのが、更年期障害と呼ばれてます。
その対策になるのが、主として食生活のあり方を変える事です。
まず、エストロゲンが減少するとカルシウムが無くなるのでそれを補給することが必要です。
それには、大豆に多く含まれるイソフラボンを摂ることです。
大豆イソフラボンは、体内から減少していく女性ホルモンの代わりとなる成分が多く含まれており、植物性エストロゲンとも呼ばれるほどです。
理想的な量は、一日に豆腐一丁が目安とされてます。一日の上限は、70~75mgとされてます。
しかし、毎日これを継続する事は大変です。
その代用として、豆乳や納豆などを組合わせて食べるやり方もあります。
また、最近では不足分を手軽にサプリメントから体内に取り入れるのも一案です。